コラム(五月人形)
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2019.11.12
五月人形の選び方
五月五日はの端午の節句には、鎧(よろい)や兜(かぶと)を飾って、男の子の健やかな成長をお祝いしますね。
日本独自の美意識が反映された、美しく精巧な鎧兜。
でも、普段はなじみのない方がほとんどではないでしょうか。
一体なにを基準に選んだらいいの?
飾る場所やしまう場所を踏まえつつ、お好みの商品を探しましょう。
飾り方の種類
鎧兜にはさまざまな飾り方があります。以下にご紹介します。
「着用飾り」・・・3〜5歳までのお子様が実際に着用することができます。
サイズも大きく飾り映えがしますが、昨今は収納飾りタイプやケース飾りタイプで比較的コンパクトなものも登場しています。七五三や年賀状などでも活躍しますよ。
「収納飾り」・・・鎧兜の飾り台がそのまま収納箱となっている一体型タイプです。
飾台に道具や兜などをしまうことができ、コンパクトに収まります。
飾り台の上に鎧兜をのせると高さが出るので、床の間や低い台の上に飾るのがお勧めです。
「ケース飾り」・・・ガラスやアクリルのケースに鎧兜がセットされています。
ほこりなどをかぶらないのでお手入れいらず、ケースを出し入れするだけなので簡単に飾れます。
ペットのいるご家庭にもおすすめです。
「平飾り」・・・平らな床台にお櫃(ひつ)を置いて、その上に鎧や兜を乗せます。
金屏風に黒塗台など、スタンダードなタイプが人気です。
低い床台に飾るので、少し高さのあるチェストなどの上に置くと飾り映えがします。
「段飾り」・・・お雛様のように、階段上の飾台に飾ります。古式ゆかしいスタイルです。
鎧兜の他に、軍扇や陣太鼓などの三品揃い、柏餅などを一緒に飾ります。
場所は取りますが、存在感は抜群です。
「着用飾り」・・・3〜5歳までのお子様が実際に着用することができます。
サイズも大きく飾り映えがしますが、昨今は収納飾りタイプやケース飾りタイプで比較的コンパクトなものも登場しています。七五三や年賀状などでも活躍しますよ。
「収納飾り」・・・鎧兜の飾り台がそのまま収納箱となっている一体型タイプです。
飾台に道具や兜などをしまうことができ、コンパクトに収まります。
飾り台の上に鎧兜をのせると高さが出るので、床の間や低い台の上に飾るのがお勧めです。
「ケース飾り」・・・ガラスやアクリルのケースに鎧兜がセットされています。
ほこりなどをかぶらないのでお手入れいらず、ケースを出し入れするだけなので簡単に飾れます。
ペットのいるご家庭にもおすすめです。
「平飾り」・・・平らな床台にお櫃(ひつ)を置いて、その上に鎧や兜を乗せます。
金屏風に黒塗台など、スタンダードなタイプが人気です。
低い床台に飾るので、少し高さのあるチェストなどの上に置くと飾り映えがします。
「段飾り」・・・お雛様のように、階段上の飾台に飾ります。古式ゆかしいスタイルです。
鎧兜の他に、軍扇や陣太鼓などの三品揃い、柏餅などを一緒に飾ります。
場所は取りますが、存在感は抜群です。
鎧兜の人気のデザイン
鎧や兜の種類で一番人気があるのが、戦国武将の甲冑を模したものです。
稀代の名将とうたわれる伊達政宗や上杉謙信、真田幸村、徳川家康、直江兼続、武田信玄などなど、
ドラマや小説、ゲームなどで近年人気の武将らの五月人形がたくさん登場しています。
稀代の名将とうたわれる伊達政宗や上杉謙信、真田幸村、徳川家康、直江兼続、武田信玄などなど、
ドラマや小説、ゲームなどで近年人気の武将らの五月人形がたくさん登場しています。
素材の違い ~立札に注目!~
本格志向の方は、小札(こざね)の素材、兜鉢(かぶとばち)、威糸(おどしいと)をじっくり見てみてください。
小札とは、兜や鎧を形作る小さな板のことです。この板を威糸と呼ばれる糸で上下につなぎ合わせて、鎧兜を制作していきます。
小札には、金属・和紙・革の三種類があります。
たとえば同じ金属でも、金メッキなのか、本金箔を押しているのかで値段が変わります。
さらにそこに漆を塗っているか、どれぐらい厚塗をするかでも変わります。
非常に厚く塗り重ねているものは「総裏」と呼ばれる高級品です。
兜鉢も値段の違いが出るところです。
安いものは、ヘルメットのように型抜きの一体型となっていますが、高級品は「矧ぎ合わせ鉢」「重鉢」などといって、一枚一枚細長い板をはぎ合わせて、鋲を打ち込んでいます。
威糸は、糸の編み模様や色によってさまざまな名前がついています。
模様や色によって値段が変わるということはありませんが、例えば植物に見立てた威し方があるなど、日本人らしい繊細さと風流なおもむきが感じられる箇所でもあります。
これらの仕様は、実は五月人形の立札に記載されていることが多いのです。
「純金箔押小札」「重鉢」などと立札に記されているのは、いわば五月人形のスペックです。
ぜひ、どんなことが書いてあるかしっかりと読んでみてくださいね。
小札とは、兜や鎧を形作る小さな板のことです。この板を威糸と呼ばれる糸で上下につなぎ合わせて、鎧兜を制作していきます。
小札には、金属・和紙・革の三種類があります。
たとえば同じ金属でも、金メッキなのか、本金箔を押しているのかで値段が変わります。
さらにそこに漆を塗っているか、どれぐらい厚塗をするかでも変わります。
非常に厚く塗り重ねているものは「総裏」と呼ばれる高級品です。
兜鉢も値段の違いが出るところです。
安いものは、ヘルメットのように型抜きの一体型となっていますが、高級品は「矧ぎ合わせ鉢」「重鉢」などといって、一枚一枚細長い板をはぎ合わせて、鋲を打ち込んでいます。
威糸は、糸の編み模様や色によってさまざまな名前がついています。
模様や色によって値段が変わるということはありませんが、例えば植物に見立てた威し方があるなど、日本人らしい繊細さと風流なおもむきが感じられる箇所でもあります。
これらの仕様は、実は五月人形の立札に記載されていることが多いのです。
「純金箔押小札」「重鉢」などと立札に記されているのは、いわば五月人形のスペックです。
ぜひ、どんなことが書いてあるかしっかりと読んでみてくださいね。
作家ものの鎧兜
特に品質にこだわる方には、やはり作家ものの鎧兜をお勧めいたします。
名のある甲冑師の製作する鎧や兜は、本物の甲冑のような作りとなっており、
兜の裏である頭裏(ずうら)には、頭を守るために頑丈な作りを目指して皮が貼られていたり、刺し子が糸で細かく施されています。
手間暇のかかった職人技をご堪能いただけることでしょう。
名のある甲冑師の製作する鎧や兜は、本物の甲冑のような作りとなっており、
兜の裏である頭裏(ずうら)には、頭を守るために頑丈な作りを目指して皮が貼られていたり、刺し子が糸で細かく施されています。
手間暇のかかった職人技をご堪能いただけることでしょう。
編集部の一言
男の子の健やかな成長を祈願する五月人形ですから、ぜひ、これぞという一品を見つけてくださいね。